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【Purple Rain】プリンスを知らない方に聴いてほしいおすすめアルバム5選①

こんにちは、りぜろうです。

 

今日は旅行記はお休み。Prince記事です。

今日の紹介作品はりぜろうにとって30年以上のお付き合い。

書いてるうちにいろいろ書きたくなって、思った以上に長文になっちゃいました。・・・それでも書き足りない(>_<)。

 

りぜろうには音楽の素養はまったくありません。例によってりぜろうの主観だけでこのアルバムについて思うことを語ってます。なので、音楽的な話とか専門的な話はなしで。

 

日本ではそれほど知名度の高くないプリンス。ほとんどの方は名前くらいは、なんとなく聞いたことあるけどっ・・・て感じではないかなと思います。

 

そんな方々にこそ是非一度だけでも試しに聴いてもらいたいアルバムをりぜろうが選んでみます。

りぜろうの好きなアルバム順ではなく、プリンスを知らない人に入口として選んでもらいたいアルバムです。

 

 

楽曲の内容に触れるというよりも、ほんのちょっとだけでも知っていただいて、1回くらい聞いてみるかなっていうきっかけにでもなってくれたらなって思います。 

 

 

前回のプリンス記事はこちら

www.rezerou.com

 

 

 

プリンスを知らない方に聴いてほしいおすすめアルバム①

Purple Rain

 

プリンスをメガスターに押し上げたアルバム。

自身が主演した同名映画"Purple Rain"のサントラになってます。

 

Purpleのイメージ通り、高貴で妖しいアルバムです。

 

 

思春期のりぜろうには刺激が強かったなぁ・・・(´ω`*)

見ちゃいけない禁断の世界を見てる感じでした(笑)

 

 

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いや・・・このビジュアルだけで無理(>_<)

っていう方もいらっしゃるかと思います・・・汗

 

 

りぜろうも当時、周囲から”プリンスってなんか気持ち悪い”とか”プリンスは生理的に無理”とか言われたもんなぁ(´Д`)

ま・・まぁ、ファンとしてもそういわれるのもわからなくはないんですが・・・

 

 

 

この作品群が、アルバムチャート、シングルチャート、映画ランキング全てで1位を獲得、これはビートルズ以来の偉業だそうです。

同年の映画の祭典アカデミー賞では歌曲編曲賞まで獲得してます。

 

彼自身の存在も、この作品の成功により、マイケルジャクソン、マドンナと並ぶ80年代アメリカのポップアイコンとなります。

この3名はともに1958年生まれ。同い年の3名が1980年代のアメリカで社会現象を巻き起こし世界的なスターになるさまは運命的なものを感じます。

 

映画 ”Purple Rain”

 

 週間ランキングで首位を獲得。

興行収入も約7000万ドル(今の換算だと75億円くらい?)と大ヒット作となりましたが、スタート時点では、契約会社のワーナーはまったく乗り気ではなく、映画を作らせてもらえないならアルバム制作の再契約はしないって駄々をこねるプリンスに負けて、しぶしぶ認めるような状態だったみたいです。

 

そんな状況なので、製作費は約700万ドル(約7.5億円)。

あまり詳しくはありませんが、正直低予算映画ですよね・・・。

予算の問題もあったんでしょうけど、出演者もほとんどがプリンスファミリーのミュージシャン。演技の素人ばかりです。

本職の俳優さんはほとんど出演してません。

 

映画のあらすじはというと、スターを目指す若きミュージシャンが、自身のバンドメンバーとのバンド内でのあつれき、ライバルバンドとの競争、恋人とのすれ違い、父親との確執を乗り越えて、成長していく青春劇。

 

 

・・・いやぁ、ホントにありがちな感じですよねこのストーリー(;´・ω・)

 

低予算、出演者ほぼ全員演技の素人、脚本もありきたり。

って、ヒット要素ゼロですよ。

 

こんな悪条件にも関わらず、映画が大ヒットをおさめた要素は2つ。

①プリンスの存在感。

正直、演技についてはうまいんだか下手なんだかよくわかりません。

この後も何作か映画に手を染めるんですが、演じている役柄にかかわらずプリンスになっちゃうタイプ。

 

ただ、あの目、話し方、振舞や仕草には強く人を引き付けるスターの存在感を感じます。

 

②超長編ミュージックPV

この数年前に、マイケルジャクソンがあのスリラーでミュージックPVを映像作品として完成させたように、プリンスはこのPurple Rainで映画自体をミュージックPVとして完成させています。

アルバムのミュージックPVとしての映画。映像と音楽の融合をマイケルジャクソンとは異なる形で成功させてるんです。

やっぱり、プリンスはあくまでミュージシャン。彼の音楽がいかに素晴らしいものであるかが映像を通して伝わります。

 

 

結局のところ、プリンス自身と彼の音楽によって成り立っている映画です。

 

アルバム ”Purple Rain”

 

プリンスが亡くなった翌年、2017年のシーズンでフィギアスケートの羽生結弦選手が、ショートプログラムに選んだLet's Go Crazyがおさめられているアルバムです。

 

 

この作品でプリンスは、音楽の世界からあらゆる差別や区別の壁を壊してしまいます。

白人男性・白人女性・黒人男性と人種も性別も混成のバンド編成を見てもわかるように、黒人音楽でもなく白人音楽でもないジャンル分け出来ない音楽、ジャンルレスというジャンルを確立させたのです。

 

今でこそ、さまざまなジャンルのミュージシャンがコラボしあうことは珍しくありませんが、いってみればそんな流れを最初に成功させたのがプリンスです。

 

 

それも、たった一人で。

 

当時のアメリカのように、ラジオですら黒人専用チャンネル、白人専用チャンネルと分けられている時代に、黒人ミュージシャンの手によってジャンルをまたいだ音楽が大ヒットを収めるというのは革新的ですらありました。

 

 

ここで、はずすことが出来ないのがマイケルジャクソン。

 

一足早くスリラーを大ヒットさせていたマイケルジャクソン。

彼の絵にかいたような好青年なキャラクター像とは、明らかに異質なプリンスの存在感は、マイケルジャクソンのカウンターパートとしてプリンスをスターにさせる一因にもなったとおもいます。

 

マイケルが、ダンスと音楽を融合させることで、白人ファンをつかんでいったように、プリンスはジャンルの垣根を取り払うことで白人ファンをつかんでいったんだと思います。

この二人がいなければ、音楽の世界における人種差別はまだまだずっと遅れていたのかもしれないとりぜろうは思ってます。

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ふり幅の大きな両極的な世界観

このアルバムは彼が持つ、複雑で両極的、振れ幅の大きい世界観を端的に表現しています。

 

アメリカには、Parental AdvisoryというCD販売に関する法律あるのをご存知でしょうか?

簡単に言うと、露骨な表現が含まれてるから、このCDを聴くのはは親の確認をとってからねっていうような意味で、CDのパッケージにシールが貼られます。

アメリカの一部の小売店ではこのシールが貼られたものは店頭販売しないっていうくらいの結構な法律。

 

 

 

この法律のきっかけになっちゃったのが、このアルバムPurple Rainに収められたDarling Niikiという曲。かなりエッチです・・・エッチというか卑猥(笑) 

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 親が子供に聴かせたくないような曲があるかと思えば、タイトルトラックのPurple Rainでは、まるでキリストの復活を願うかのような宗教的で荘厳な曲が展開されたりします。

性と聖。多分、両方含めて人間。

一見矛盾しちゃうような両極端な価値観をこのアルバムは内包してます。

 

キャリア全体を通じて清濁併せのむような広い世界観は彼のキャリアを通じて展開されているので、Purple Rainに限らずプリンス個人が持つ世界観だったんだと思います。

 

 

MTVから始まった音楽を映像で表現する新しい流れ、マイケルジャクソンとともに起こした白人をも巻き込む時代の流れ、ジャンルを超えた新しい音楽性、彼の持つ世界観。

 

いろんな要素が複雑に反応した結果、Purple Rainは大ヒットを記録しました。

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後日譚

しかし、プリンス自身は常に変化することをのぞむアーティストでした。

強烈なPurple Rainフィーバーに本人が先に飽きてしまい、次作ではまったく異なる作品を発表します。

 

 

後年、彼は”ある意味でPurple Rain”は失敗だったもしれない。"

と語ったことがありました。

同じようなアルバムを二度つくりたくはないといっていたPrinceにとって、Purple Rainのような作品をまた出してほしいといわれることがとても苦痛だったんでしょうね。

 

 

 

りぜろうブログにしては長文になってしまいました。・・・そのわりにまとまりのない文章ですいません(>_<)

 

 

結局、音楽は自分の耳で聴くしかないので・・・曲自体にもそんなに触れませんでしたが、この記事を読んだ誰かが一人だけでも一回くらい聞いてみよっかなって思ってくれたらうれしいですね。

 

 

好き嫌いはともかく、アメリカの歴史的な名盤ランキングなんかでも、必ずランキングされる名盤です。ぜひ一度聴いてみてください。

 

 

 

 

おすすめアルバム5選②はこちら

www.rezerou.com

 

 

つづく。