おあようございます、りぜろうです。
今日はあとかさんのブログ記事に勝手に便乗しちゃおうと思います(・_・;)
あとかさん・・・ほんと勝手にごめんなさいm(__)m
ご迷惑でしたらおっしゃってください、光の速さで削除します。
基本的に原作派のりぜろうは実写化はあまり好みません。
アニメ化
りぜろうはわりと漫画好きです。
ただ、原作派なので正直アニメ化はあまり興味ありません。
やっぱり作者が直接つくりあげた原作が一番魅力を感じるんですよね。
アニメ化が悪いということではもちろんないんです。
ただ、アニメはアニメーターの方々がつくるわけで、ある意味原作とは別ものとしてとらえてます。
アニメ化作品を楽しむコツ
先に原作を読んだものをアニメで見ると、大概の場合多かれ少なかれ自分が抱いた世界観のイメージとギャップが出て勝手にがっかりすることが多いんです。
アニメに比べると、ほぼ白黒で描かれている原作漫画の方が声とか動きとか色とかの情報量が当然少なくなります。
なので、自分で脳内補完する割合が比較的高くなるんですよね。
そうすると、当然アニメを見たときに、自分の脳内補完されたイメージと違うってなって、コレジャナイ感が生まれちゃうんです。
逆に情報量の多いアニメを先に見た後に原作を見ると、当然、自分の脳内補完の割合が少ないので、ギャップが出にくくがっかりすることなく楽しめることが多いです。
鬼滅の刃はこのパターン。
アマゾンプライムでアニメ版を見てから、原作を読んだのでアニメも原作も楽しめました。
もし、原作を先に見てたら、アニメ版善逸の騒々しさにうんざりしてたような気がします・・・。
実写化の困ったところ
アニメ化でさえハードル高いのに、実写化と言ったらもう・・・。
だいたい、実写化でがっかりするポイントはふたつ。
①・ストーリー、設定の改悪
これ、実写化あるあるなんですよねぇ・・・。
まぁ映画化となると2時間前後の枠内に収めなきゃいけないので、致し方ないところもあるんでしょうけど。
そういう理由ならまだしも・・・なんだかオリジナリティを出すために製作側が無理くり書き換えてんじゃないのと思うことさえあります。
ひどいのになると、物語の根幹にかかわる部分をいじり倒してくる作品とかあるんですよね・・・。
②・キャストが原作のキャラにあわない
これも実写化あるある。
俳優さんの所属事務所のパワーバランスとか・・・大人の事情の産物なんでしょうね。
演技が全くできない人を主要キャラにキャスティングしたり、原作キャラのイメージとはかけ離れちゃうような俳優さんをキャスティングするパターン。
だいたい、この2パターンでガッカリしちゃうことが多いです。
とはいえ、推しの作品が実写化されると観に行っちゃうのもファンの悲しい性で・・・、かくいうりぜろうも何度もガッカリしてきております(笑)
原作レイプの実写化作品たち
先日、購読してるあとかさんのブログで見つけたこちらの記事。
4作品紹介されているんですが、そのうち3作品りぜろうも観てます。
しかも映画館に行ってまで・・・_| ̄|○
もうね、まったくもってあとかさんの記事通り。
デビルマン
衝撃的に酷かった・・・。
実写化黒歴史の代表作。
これ、主に②のパターン。
どういう大人の事情が発生したらこんなキャスティングになるんだろうか・・・
主要キャストを演技の素人でそろえた上に、脈絡のないカメオ出演のオンパレードでとっちらかっちゃってます。
もうまったく話が頭に入ってこないレベルで(笑)
デビルマンの原作って、人間の業がテーマになっていて結構深いんですよね。
あまりにあれな演技と原作愛のかけらもない脚本で原作のテーマがまったく置き去りにされてます。
もう全く内容が頭に入ってこないレベルでひどいので、脚本上設定改変されてるのかどうかさえ判らないほどの酩酊状態に入れます。
この監督さん、作品発表の1年後にがんでお亡くなりになったんですよね・・確か。
ジョジョの奇妙な冒険
あ・・・これは①にも②にもあたらないパターンかも(。´・ω・)?
この作品、結構しっかり作られてるんですよね。
CGを使ったスタンドの映像化とかけっこうよくできてると思います。
作品全体として原作の雰囲気をそれなりに再現できてると思うし、役者さんもいい俳優さんが出演されてます。
これ、原因はただ一つ。
あとかさんもおっしゃってるように、端的に言って、ジョジョの実写化はそもそも無理だろ!?
それだけです。
あの独特の絵柄やポージング、セリフ回しで表現される世界観は、漫画でこそ映えるもので、実写する理由がないんですよね。
強いて言うなら、実写化にジョジョを選んだ製作委員会のセレクトミス。
そういえば、空条承太郎役で伊勢谷友介さん出演してたのね・・
進撃の巨人
これ、①と②両方かも・・・。
もうねぇ・・・大人の事情丸出しのキャスティングなんですよ。
ちなみにこの後日、話題になった「シン・ゴジラ」。
キャスティングがほとんど「シン・ゴジラ」と同じなんです。
事務所の圧なのか、監督のお気に入りたちを集めた”○○組”的なキャスティングなのか知らんけども。
なんだったら、キャスティングが先にありきで、キャストに合わせて当て書きでキャラ設定したんじゃなかろうか(。´・ω・)?
原作には出てこない意味不明なキャラがてんこ盛りで登場します。
★進撃の巨人製作チャート★
①俺たちでなんか作っちゃう!?
↓
②あれ、やっちゃう!?
進撃の巨人やっちゃう!?
↓
③キャスト多すぎてキャラ足りなくない?
↓
④何なら、キャラ増やせばよくない?
キャラに合わせて脚本作ればよくない?
やっぱ、原作とは違うオリジナリティ必要っしょ?
↓
⑤公開・酷評
↓
①へ戻って、シン・ゴジラ製作
こんな感じだったんじゃないの?・・・知らんけども。
「シン・ゴジラ」は「進撃の巨人」のリベンジマッチだったのかもな・・・
という経緯で作られたと邪推したくなる「シン・ゴジラ」も脚本から演出まで、アニメ「エヴァンゲリオン」のプロットをそのまんまなぞってました。
日本の映画界にはクリエイティブな才能が不足してるんでしょうか・・・。
なんだかもう、想像すると内輪で盛り上がる大人たちの顔が思い浮かんできてなんならちょっと気持ち悪い・・・。
そして、さらなる大問題が設定改悪。
原作レイプの模範解答みたいな設定変更がされてます。
そこ、「進撃の巨人」の根幹に関わるよっていう大事なところをバッサリと。
これ、だれがこういう改変をするんでしょう?監督?脚本家?プロデューサー?
スポンサー圧力?
もうそんなにオリジナル設定にしたいんなら、進撃の巨人の名前に乗っからないで、「自分でオリジナル作品を作れッ」と世界の中心で叫びたくなるほどの設定改変でした。
作品は酷評しちゃいましたけど・・・主演は三浦春馬さんだったんですよね。力のこもった演技は作品の中でも推しポイントでした、合掌。
実写化の稀有な成功例、20世紀少年
ここまでは前置き。
前置きの方が長くなっちゃいましたが・・・ここからやっと本題です(笑)
と、あとかさんの記事を読みながらひとりブツクサ言ってたら、まったく逆のおススメ実写化記事を見つけました。
あとかさん、、あれ忘れてるよ~
あれ!
20世紀少年
実写化成功といえば、「20世紀少年」は外せないでしょうよーーーー
と思ったら、あとかさんの記事はamazonプライム限定の縛りだったんですね。
残念ながら、20世紀少年はamazonプライムにありませんでした。
縛りから外れちゃうんですけど、紹介させてください。
もう何といってもこのキャスティング。
奇跡のキャスティングって言っていいくらい、原作キャラのイメージを忠実に再現してます。
特に、オッチョの豊川悦司さん、ヨシツネの香川照之さん、マルオの石塚英彦さんとか最高!!
これで見比べるだけでも出演俳優さんたちが原作に寄せてくれてるのがわかるとおもいます。
どのキャラクターを見ても原画とイメージぴったりですよね!?
主演の一人、カンナ役の平愛梨さんは、これでだめなら芸能界引退の覚悟で臨んだオーディションで3,000人の中から選ばれたそうです。
小泉響子を演じた木南晴香さんも何気によかったな。
木南晴夏さん、演技がまた面白いよねwww
— べきやん@心穏やかに (@bekiyan) June 29, 2018
勇者ヨシヒコのムラサキも良いが、実写映画版20世紀少年の、原作通りの小泉響子も良き。
おめでとうございます₍₍ ᕕ(´ ω` )ᕗ⁾⁾ pic.twitter.com/JKKg0fDdHm
原作キャラのイメージドはまりで実力派の俳優さんがキャスティングを固めてます。
ストーリーも多少の改変はされてますが、原作の世界観を損なわない程度にとどめられていて、原作愛溢れる実写化だったんじゃないかと思います。
そもそも日本の漫画のレベルって世界でも群を抜いて恐ろしいほど高いんですよ。
下手な設定改変なんかしないで、原作のイメージありきでしっかりキャスティングすれば、もっと実写化成功率上がるんじゃないかね・・・。
残念ながら、amazonプライムの対象ではないので有料レンタルですが、実写化映画の数少ない成功作品だと思います。是非!
あとかさんの記事に勝手に便乗させてもらいましたm(__)m