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〇【年末年始の恒例行事③】神映画”ゴッドファーザー”は家族の物語~Godfather PartⅡ

こんにちは、りぜろうです。

 

難しいですね、作品を語るって。

映画に限らず、音楽・漫画・小説なんでもいいですけど、やっぱり実際に観て聴く以上の体験はないですよね。

 

才能豊かな人たちが全霊を込めて作品を作ってるわけですから、一番面白さを理解できる方法はその作品を実際に体験する以外にないし、それを観てる側のりぜろうのような凡人が、それ以上に面白く伝えることなんてできるはずないのはわかってるんです(笑)

 

ただ・・・まぁ少しでも興味をもってもらえたらなって思って書いてます。

 

 

 

ゴッドファーザー1作目の記事はこちら。

www.rezerou.com

 

 

 

年末年始の恒例行事③神映画”Godfather PartⅡ”を観る

 

続編にして1作目を上回ったとの評判すらある2作目。

超長編でDVDも前半・後半と2枚に分かれてます。

全編通してみると3時間半くらいになります。

 

家族を守るためだったはずがファミリーを守ることで家族が崩壊していく

変わっていくマイケルに不安を募らせていくケイの表情で幕を下ろした1作目のラストシーン。

続編ではそのケイの不安が現実となっていきます

だいたいこんな話

前作から5年後、勢力を拡大せていくコルレオーネファミリーのドンマイケルと、1901年イタリアコルレオーネ島で島を逃れアメリカへと単身で移民となる父ヴィトーの幼いころの2つの時間軸を交互に展開させながら話がすすんでいきます

 

家族を守るために、心ならずもファミリーのドンとなったマイケル。しかし、いつしか彼の行動はファミリーを守るために家族が犠牲となるような状況となっていきます。

周囲の者への信頼ももてず孤立しながら力と恐怖でファミリーをまとめ上げていくマイケル。

 

それとは、対照的に幼くしてひとり渡ったアメリカの地で、妻を得、仲間から信頼され、周囲の人から恐れられつつも尊敬されることで家族とファミリーを築き上げていくヴィトー。

 

父を尊敬し、自らも周囲から愛されることを願いながら、そうはなれず。家族すら離れていくマイケルの孤立と父の人生が対比されていきます。

 

ファミリーの存続のため兄すら手にかけたマイケル

優しく知的だったころの面影のかけらもなくなってしまった、ドン・マイケル。

すっかり怖くて冷たい人になってます。

 

 

気が弱く思慮も浅い兄フレド。

 

 

彼もまた父を尊敬し父のようでありたいと思いつつも、ドンでありながらも弟であるマイケルの部下として扱われる現状に少なからず不満をいだいています。

 

そこをつけこまれ・・・知らず知らずのうちに敵方に取り込まれてしまうことになります。

 

それを知ったマイケルは、心の弱い兄フレドの存在はファミリーの命取りになると考え、兄の命を絶つことを部下に命じてしまうのです。

 

彼がファミリーを引き継いだのは家族を守るためだったはずなのに・・・。

 

マイケルの心に棲む悪魔に気づき離れていく妻ケイ

イタリア系ではないが、マイケルへの愛を貫き結婚したケイ。

3人目の子供を流産したケイが衝撃の告白をします。

 

あなたのような悪魔の子供を宿していることが恐ろしくなって子供を堕胎させた、と。

 

当然のように怒り狂いながらもやり直そうと諭すマイケルにケイはもう不可能だと告げ、別れることになるふたり。

 

 

マイケルのもとに残した子供と会うことすら拒否されることになるケイ。

 

兄を手にかけ、あれだけ愛した妻にすら拒否され、自らも元妻を拒絶することになるマイケル。

彼のもとには二人の子供と妹が残るのみとなります。

 

彼はなんのためにファミリーを継いだのか・・・。

 

周囲の信頼と家族の愛を重ねていく父ヴィトーの若いころ

一方、若かりし頃のヴィトー。

 

自分の父と母の命を地元のマフィアに奪われアメリカに逃げたヴィトー

しかし貧しいながらもアメリカで妻を得、幸せをつかもうとしていました。

そんな、ヴィトーに転機となる事件が。

 

新天地アメリカで貧しくもたくましく生活しているイタリア系移民街。

そんなイタリア移民街で同じイタリア系移民を食い物にする移民街のドン・ファヌッチと出会います。

 

いかにも悪い油であぶらぎってそうなファヌッチさん。

 

同胞であるはずのイタリア系移民を苦しめるドン・ファヌッチに対し・・・ヴィトーがとった手段。

 

 

ファヌッチに苦しめられていた移民街の人たちからある種の義賊的な尊敬を集めるようになりその仲間たちと徐々にファミリーを形成していくことになります。

 

 

人々の信頼を得て家族を愛し愛されることで生きていくヴィトー。

三人の息子と妻に向けて「愛してるよ」というシーンでヴィトーのパートが終了します。

 

 

 

対して、映画のエンディング。

寒々しい庭先で独りたたずむマイケルで物語の幕を閉じます。

 

 

ヴィトーとマイケルの人生

この親子の人生の対比がたまんない。

 

一見すると、マイケルの生き方に疑問を感じちゃうんですけど。

 

けど、けどけど、こんな大げさじゃなくてもこんな人生を送った人日本にもけっこういたんじゃないかと思うんですよね・・・。

 

かつて、24時間戦えますか!!なんていうキャッチコピーで企業戦士とかいう言葉がもてはやされた時代

日本のお父さんたちは、みんな家族のために頑張ってたと思うんです。

それが、どこかで家庭を犠牲にして仕事に励むことになっちゃってた人ってたくさんいたんじゃないでしょうか・・・

 

定年退職後、奥様から離婚届を突き付けられて家族と離れ一人になってしまうって一時期社会的な話題になってましたよね。

そこまでいかなくても、ぬれ落ち葉なんて揶揄されて所在無い老後になってるニュースをよく目にしました。

 

家族のために仕事に励んでいたはずなのに、家庭を犠牲にしたことで家族が離れていく矛盾。

 

 

マイケルはいったい何のためにファミリーを継いだのか・・・。

マイケルの人生をたどるとホント切なくなります(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 つづく。